外国人観光客に“地域の日常の魅力”を届ける、プラン作成のステップとコツ

駅や街角で地図を見ながら道に迷っている外国人観光客を見かけたとき、『困っているなら案内をしてあげたいな』と思ったり、有名な観光地にあふれる外国人観光客を見て、『本当はもっと魅力的な場所がたくさんあるのに!』と教えてあげたくなったりすることはありませんか?
本当は案内したい。でも、なかなか声をかける勇気が出ない……。
そんなもどかしい気持ち、あなたも感じたことがあるのではないでしょうか。
実はその気持ちこそが、旅の案内人としての第一歩かもしれません!この記事では、そんなあなたのために、地元の魅力を伝える旅の企画=プランを、誰でも簡単に始められる方法をご紹介します。
◎プラン作成は「案内したい人」とテーマから始めよう!
あなたのオリジナルプランを作るとき、まず考えるのは「誰に向けた旅か」でしょうか、それとも「どんな場所を案内したいか(テーマ)」でしょうか。
思いつきやすい方から、自由に始めてみましょう。
「誰を案内したいか?」を考える
まず、「どんな人に旅を楽しんでほしいか?」を考えてみましょう。「こんな人に来てほしい!」「これが好きな人におすすめ」など、案内したい人を具体的にイメージすると、旅のテーマがぐっと見つけやすくなります。例えば、
旅のテーマからプランを立てる
「このお気に入りの場所を、誰かに紹介したい!一緒に巡りたい!」
そんなアイデアからプランを考えてみましょう。
テーマが先に決まると、自然と「誰と行きたいか」「どんな場所が良いか」が見えてきます。
例えば、

◎あなたの街にある「いつもの場所」から、旅のアイデアを棚卸ししてみましょう。
テーマが決まったら、テーマを体現できる場所や、旅人と一緒にやってみたいことをリストアップしてみましょう。
アイデアの列挙
あなたの地元にある、とっておきの場所を思いつくままに書き出してみませんか?
人気や知名度は関係ありません。VANCHA TRIPでは、あなただけが知る特別な場所が、誰かにとって忘れられない旅の目的地になります。
例えば、「行きつけ、地元の人に人気のお店」や「棚田が広がる里山など、四季の移り変わりを感じられる場所」などです。
カテゴリの分類
プランを立てる際は、スポットを「文化」「食」「体験」「自然」「アニメ&サブカル」の5つのカテゴリに分けて考えてみましょう。
この分類を使うと、アイデアが整理しやすくなり、プランの偏りを防いでバランスの良い構成を作ることができます。また、同じ場所でも新しい魅力に気づくきっかけにもなります。
詳細をチェック
最後に、詳細情報を加えることで、あなたのプランがぐっと魅力的になります。
いかがでしたか?
プラン作りに役立つアイデアリストが、少しずつ形になってきたのではないでしょうか。
スポットの組み合わせ次第で、プランは無限に広がります。
今後も気になる場所やあなたのお気に入りの場所をどんどん追加して、あなただけの素敵なリストを育てていってください。
なお、この記事でご紹介したアイデア整理に役立つ専用のスプレッドシートをご用意しました。スポットのリストアップやカテゴリ分類、詳細情報の記入など、プランづくりにとても便利です。使ってみたい方は、ぜひご利用ください。